記憶の干渉における手掛かりの機能に関する研究

書誌事項

タイトル
記憶の干渉における手掛かりの機能に関する研究
タイトル別名
  • キオク ノ カンショウ ニ オケル テガカリ ノ キノウ ニ カンスル ケンキュウ
著者
藤田, 正
著者別名
  • フジタ, タダシ
学位授与大学
筑波大学
取得学位
博士(心理学)
学位授与番号
乙第1229号
学位授与年月日
1996-11-30

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説明

博士論文

資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文
博士論文

目次

目次

第1章 記憶の干渉における手掛りの機能に関する研究と問題

はじめに

第1節 記憶における干渉研究の歴史的変遷

1.記憶における干渉

2.干渉研究の歴史的変遷

3.長期記憶における干渉理論

4.処理水準説と干渉

5.エピソード記憶と意味記憶における干渉

6.自然言語材料の記憶と干渉理論

7.認知における干渉

第2節 短期記憶における順向干渉に関する研究

1.短期記憶における干渉研究

2.短期記憶における干渉説

3.順向干渉の形成と解除に影響する要因の検討

4.順向干渉の形成と解除のメカニズムに関わる諸問題

5.短期記憶と長期記憶の干渉説

6.従来の研究における問題点

第3節 本研究の目的

1.本研究の目的

2.用語の定義

3.本研究の意義

4.論文の構成

第2章 順向干渉の形成における手掛りの弁別機能に関する検討

第1節 本章の目的

第2節 標準項目数の場合のリスト条件の比較による検討(実験1)

第3節 多項目数の場合のリスト条件の比較による検討(実験2)

第4節 混合リスト提示におけるリスト条件の比較による検討(実験3)

第5節 同音漢字リストにおける音韻手掛りの機能についての検討(実験4)

第6節 同部首漢字リストにおける形態的手掛りの機能についての検討 (実験5)

第7節 同部首類義漢字リストにおける意味手掛りの機能についての検討(実験6)

第8節 本章の要約と結論

第3章 順向干渉の形成における記銘時・検索時の手掛りの弁別機能に関する検討

第2節 概念カテゴリー項目リストでの弁別手掛り提示による検討(実験7)

第3節 感覚カテゴリー項目リストでの弁別手掛り提示による検討(実験8)

第4節 同部首類義漢字リストでの弁別手掛り提示による検討(実験9)

第5節 本章の要約と結論

第4章 順向干渉の形成における手掛りの弁別機能と検索の下位過程に関する検討

第2節 概念カテゴリー項目リストでの弁別手掛り、及び直前試行項「|提示による検討(1)(実験10)

第3節 概念カテゴリー項目リストでの弁別手掛り、及び直前試行項目提示による検討(2):順向干渉からの解除パラダイムを川いて(実験11)

第4節 検索の下位過程に対応した手掛り提示順序による検討:順向干渉からの解除パラダイムを用いて(実験12)

第5節 同部首類義漢字リストでの弁別手掛り、非弁別手掛り提示による検討(実験13)

第6節 本章の要約と結論

第5章 手掛りの弁別機能に影響する類似性と知識の要因の検討

第2節 リスト間類似性の程度による検討(実験14)

第3節 先行試行、及び隣接試行間の類似性による検討(実験15)

第4節 特定領域の知識差による検討(実験16)

第6章 本研究のまとめと今後の課題

第1節 本研究で検討した問題

第2節 本研究で得た成果

1.順向十渉の形成と手掛りの弁別機能の低下との関係についての弁別仮説の検証

2.順向干渉形成の原因の位置の解明

3.検索手掛りの弁別機能の低下による検索の下位過程への影響と干渉の形成

4.手掛りの弁別機能の特徴に関して

5.順向干渉の形成における個人差要因の解明

6.漢字における順向干渉

7.教育面への示唆

8.本研究の結論に基づく干渉モデルの提唱

第3節 今後の課題

1.弁別仮説の適用について

2.干渉における個人差の解明

引用文献

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