<自ずから然り>という意味での「自然」の機序を明らかにした<自然の現象学>の完結編。近世哲学における他者問題の源流とされるフィヒテと、生涯にわたり「場所」について思索し続けた西田の理論を手掛かりに探究する。
参考文献一覧: 巻末p1-6