偶発低体温症によるVF stormに対してIsoproterenolが著効した1例
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Abstract
<p> 偶発低体温症患者では心電図上巨大なJ波 (Osborn波) を呈する. 時にVFを引き起こすが一般に復温以外に有効な手段はなく薬物投与は無効とされる.</p><p> 今回偶発低体温患者のVF stormにイソプロテレノールを使用し著効した症例を経験したので報告する. 症例は69歳男性, 自殺目的に入水したが救助され当院へ搬送となった. 来院時深部体温は27.5度と著明な低体温であり, 心電図はHR 40回/分程度の心房細動で広範な誘導にOsborn波を認めた. 搬送後まもなくVFとなったため蘇生行為を開始した. DC施行すると一旦除細動されるもののすぐに再発した. その後はVFの再発と除細動を繰り返すVF stormの状態となった. 2度にわたるアドレナリンの投与は無効であり, イソプロテレノール投与を開始したところ, J波の著明な減弱を認めるとともに以後VFの再発を認めなかった.</p>
Journal
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- Shinzo
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Shinzo 48 (SUPPL.1), S1_178-S1_178, 2016
Japan Heart Foundation
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204048679168
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- NII Article ID
- 130006201360
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- ISSN
- 21863016
- 05864488
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed