2‐(5‐ニトロ‐2‐ピリジルアゾ)‐5‐(N‐プロピル‐N‐スルホプロピルアミノ)フェノールを用いるキャピラリー電気泳動法によるニッケル,鉄塩中の極微量不純物の定量
書誌事項
- タイトル別名
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- Determination of trace metal impurities in nickel and iron salts using 2-(5-Nitro-2-pyridylazo)-5-(N-propyl-N-sulfopropyl-amino) phenol by capillary zone electrophoresis.
- 2-(5-ニトロ-2-ピリジルアゾ)-5-(N-プロピル-N-スルホプロピルアミノ)フェノールを用いるキャピラリー電気泳動法によるニッケル,鉄塩中の極微量不純物の定量
- 2 5 ニトロ 2 ピリジルアゾ 5 N プロピル N スルホプロピルアミノ フェノール オ モチイル キャピラリー デンキ エイドウホウ ニ ヨル ニッケル テツエン チュウ ノ ゴクビリョウ フジュンブツ ノ テイリョウ
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説明
市販金属塩中の極微量金属不純物の定量法として, 2-(5-ニトロ-2-ピリジルアゾ)-5-(N-プロピル-N-スルホプロピルアミノ)フェノール (Nitro-PAPS) とのキレートを分離, 検出するキャピラリー電気泳動法について検討した. 各種金属イオンと定量的に反応するpH7の条件では, 高感度検出が可能であるが, 多くの金属錯体の分離は十分でない. そこで, 電気浸透流やキレートの電気泳動移動度を変化させる効果のある第四級アンモニウム塩等の添加を検討し, 種々な相互作用試薬を用いて分離の改善を図った. その結果, 臭化セチルトリメチルアンモニウムの添加で電気浸透流が抑制され, 硫酸ナトリウムの添加によるスタッキング効果の活用によりシグナルが鋭敏化され, 尿素の添加でニトロ基周りの水和を抑制したところ, 金属キレートの分離性能が向上した. 本法により10-7MレベルのFe, Co, Ni, Cuの分離定量が可能になり, 市販特級金属塩中の極微量金属の分析に適用したところ, ppm (=10-6g/g) レベルの金属不純物を定量することができた.
収録刊行物
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- 分析化学
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分析化学 51 (9), 791-795, 2002
公益社団法人 日本分析化学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204052243712
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- NII論文ID
- 110002905136
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- NII書誌ID
- AN00222633
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD38Xnt1Grtbw%3D
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- NDL書誌ID
- 6301809
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- ISSN
- 05251931
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- NDL-Digital
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可