東日本大震災後の外国人の災害情報収集過程 その1:日本人と外国人の情報収集比較分析

  • 川崎 昭如
    東京大学生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター
  • ヘンリー マイケル
    北海道大学 大学院工学研究院 環境フィールド工学部門
  • 目黒 公郎
    東京大学生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター

書誌事項

タイトル別名
  • Foreigners' disaster information gathering behavior after the 2011 Tohoku Earthquake Part 1: Information disparity between Japanese and foreigners
  • ヒガシニホン ダイシンサイ ゴ ノ ガイコクジン ノ サイガイ ジョウホウ シュウシュウ カテイ(ソノ 1)ニホンジン ト ガイコクジン ノ ジョウホウ シュウシュウ ヒカク ブンセキ

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抄録

東日本大震災後,多様な情報源から大量の情報が配信される中,国内と海外のメディアから配信された情報には内容が不一致であったり,矛盾するものが含まれていたことが指摘されている.そのような状況の中,日本人と外国人はどのメディアから情報を収集し,どの情報源を信頼して意思決定をしていたのであろうか?本研究ではオンライン・アンケート調査の分析から,東日本震災後の日本人と在日外国人の災害情報収集過程,および情報のニーズと実際の取得についての共通点と差異を分析した.そして,分析結果をもとに,情報伝達不足や事実誤認を防ぐことを目的とした,在日外国人への災害情報発信の改善を目指した提言を行った.[本要旨はPDFには含まれない]

収録刊行物

  • 生産研究

    生産研究 64 (4), 483-490, 2012

    東京大学生産技術研究所

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