Subgrid-scaleの濃度分散が都市キャニオン内の汚染物質拡散予測に与える影響

書誌事項

タイトル別名
  • The influence of subgrid-scale variance on the prediction of pollutant dispersion in an urban street canyon
  • Subgrid-scale ノ ノウド ブンサン ガ トシ キャニオン ナイ ノ オセン ブッシツ カクサン ヨソク ニ アタエル エイキョウ

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抄録

都市キャニオンにおいて大気汚染物質の化学反応性がその輸送過程に影響を及ぼす.本研究では,Large-eddy simulationにsubgrid-scale (SGS)での濃度分散の輸送方程式を連成し,汚染物質の二次反応速度の評価にSGS濃度分散が与える影響を調べた.まず不活性な物質の都市キャニオン内での拡散解析を異なる格子解像度において実施し,それらの比較からSGS濃度分散モデルの妥当性を確認した.その後,反応性物質の拡散解析に同モデルを適用した.キャニオン高さに形成される混合層内でSGS濃度共分散は比較的大きくなったが,汚染物質の平均濃度へは大きな影響を与えるものではなかった.[本要旨はPDFには含まれない]

収録刊行物

  • 生産研究

    生産研究 65 (1), 21-24, 2013

    東京大学生産技術研究所

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