拡散源特定に向けたリバースシミュレーションにおける格子解像度依存性

  • 安部 諭
    東京大学大学院工学系研究科 建築学専攻
  • 加藤 信介
    東京大学生産技術研究所 人間・社会系部門
  • 半場 藤弘
    東京大学生産技術研究所 基礎系部門
  • 北澤 大輔
    東京大学生産技術研究所 海中工学国際研究センター

書誌事項

タイトル別名
  • A study on dependence of reverse simulation for identifying pollutant source on grid resolution
  • カクサン ゲン トクテイ ニ ムケタ リバースシミュレーション ニ オケル コウシ カイゾウド イソンセイ

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抄録

危険性の物質が拡散した場合,その拡散源を特定し即座に対応する必要がある.リバースシミュレーションは拡散源特定に大いに役立つといえる.筆者らはフィルター操作を施すことにより,リバースシミュレーションの問題点である負の拡散による数値不安定性の改善に成功した.本報告では,実問題への適用を目指し流線が曲がり,循環流を形成するキャビティフローを対象とし,リバースシミュレーションの格子解像度およびフィルター幅依存性について検討する.

収録刊行物

  • 生産研究

    生産研究 63 (1), 31-36, 2011

    東京大学生産技術研究所

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