格子QCDによるSU(2)-QCDの高密度状態の研究(場の量子論の基礎的諸問題と応用,研究会報告)

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ウィルソンフェルミオンを用いてSU(2)格子QCDの有限密度状態についての研究を報告する.ここではメトロポリス法のなかのリンク変数(ゲージ場)を更新する部分で,フェルミオンの行列式の比を厳密に求めるアルゴリズムを採用する.格子サイズ4^3×8でβ=0.7,κ=0.150,0.175において有限密度でのバリオン数密度,ポリヤコフループ,グルーオン密度の計算を行なう.さらに,有限密度におけるメソン,ダイクォークプロパゲーターの振る舞いについて議論する.

収録刊行物

  • 素粒子論研究

    素粒子論研究 105 (4), D72-D73, 2002

    素粒子論グループ 素粒子論研究 編集部

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001204068485248
  • NII論文ID
    110006413067
  • DOI
    10.24532/soken.105.4_d72
  • ISSN
    24332895
    03711838
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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