光学格子中のボーズ原子ガス絶縁体 : 超流動転移(基研研究会「熱場の量子論とその応用」,研究会報告)

書誌事項

タイトル別名
  • 光学格子中のボーズ原子ガス絶縁体--超流動転移
  • コウガク コウシ チュウ ノ ボーズ ゲンシ ガス ゼツエンタイ チョウリュウドウ テンイ

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抄録

ボーズ凝縮した原子ガスを光学格子にトラップした系において、格子ポテンシャルの強さを変化させる事により、絶縁体-超流動転移が起こる事が観測された。ボーズ・ハバードモデルはこの系をよく再現する理論モデルであり、平均場近似の範囲内で様々な解析がなされている。ここでは相転移点近傍の系の振る舞いを知るには高次の量子補正が必要であると考え、ボーズ・ハバードモデルの強結合極限から出発し、遷移項を摂動とした高次の量子補正をグリーン関数法によって計算した。

収録刊行物

  • 素粒子論研究

    素粒子論研究 112 (3), C61-C63, 2005

    素粒子論グループ 素粒子論研究 編集部

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