無矛盾歴史の方法

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  • 無矛盾歴史の方法(第16回山陽夏の学校(SSI),地域スクール報告)
  • ムムジュン レキシ ノ ホウホウ

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普段の実験では測定結果から、そこへ至る反応過程を推定して「新粒子発見」等の結果を出す。ところがCopenhagen解釈によると、観測の行われるまで系の状態は定まらず、観測する前に何があったかを言うことは無意味だということになる。測定結果から反応過程を推定してはいけないのだろうか? そこでR. Griffithが初めて導入した無矛盾歴史(Consistent Histories)と言う考え方を紹介する。これを使えばある系の特質(property)を時系列的に追うこと(歴史)ができる。まず始めに歴史を記述することを考える

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