高階スピンラグランジアンのBRST構成 : 混合テンソル場の場合(弦理論と場の理論-量子と時空の最前線,研究会報告)

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抄録

任意のスピン場に対するラグランジアンを求めることを目標とした。今回はスピン場として有質量でボソニックな自由テンソル場を任意次元dで考えた。ポアンカレ群のもとでのテンソル場が規約であるための条件式から出発し、高階スピン代数を構成し、BRST演算子を定義することでそのテンソル場に対するゲージ不変なラグランジアンを得た。また得られたラグランジアンから出発点の条件式を再現するようなゲージ固定条件を明らかにした。最後に例として2階反対称場について具体的に表した。

収録刊行物

  • 素粒子論研究

    素粒子論研究 116 (3), C38-, 2008

    素粒子論グループ 素粒子論研究 編集部

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001204070334720
  • NII論文ID
    110006880943
  • DOI
    10.24532/soken.116.3_c38
  • ISSN
    24332895
    03711838
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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