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- 植松 健
- 国立印刷局研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Banknote as Paper Media
- カミ メディア ト ギンコウケン
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抄録
電子情報機器の発展に伴い,多方面で情報の電子化が進められ,これに伴い貨幣価値までもが電子化されてきた.貨幣価値は従来,紙媒体の紙幣 (銀行券) で展開されてきたが,新たに電子マネーとしての利用が拡大されるようになった.ここでは電子マネーを,SuicaやEdyに代表されるICカード型の電子マネーとして捉えることとするが,この電子マネーは紙媒体の銀行券に置き換わることがあるのであろうか.<br>一方で,1988年にオーストラリアの銀行券にプラスチックを媒体としたプラスチック紙幣が登場し,その採用国も現在では20ヶ国を超え,紙メディアの領域と思われる銀行券の領域に新しいメディアを用いた銀行券として登場してきている.<br>ここでは,電子マネーが通貨に与えている影響をみるために,通貨流通量の中の電子マネーの発行額を調査し,その影響を推測した.さらに,紙幣,プラスチック紙幣,それぞれで採用される偽造防止技術の違い,それぞれ影響し合うことはあるのかを比較し,紙メディアの銀行券が今後どうなるかを推測した.
収録刊行物
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- 日本画像学会誌
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日本画像学会誌 49 (4), 289-296, 2010
一般社団法人 日本画像学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204096990976
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- NII論文ID
- 130004800785
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- NII書誌ID
- AA1137305X
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- ISSN
- 18804675
- 13444425
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- NDL書誌ID
- 10797986
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可