書誌事項
- タイトル別名
-
- A Study on Improvement of JPEG Decoded Image Quality by False Contour Smoothing
- ギ リンカク スムージング ニ ヨル JPEGフクゴウカ ガゾウ ノ ガシツ カイゼン
この論文をさがす
説明
非可逆符号化に属するJPEGベースライン圧縮復号化アルゴリズムは, 人間の視覚特性に基づいた圧縮を行っているため, 復号化画像には比較的目障りでない高い空間周波数成分のノイズが加わることが知られている. それゆえ, 復号化画像の画質を改善するために, ローパスフィルタ (低域通過処理フィルタ) などを用いることが多いが, 一般にシャープネスに欠ける画像になることもよく知られている. JPEGアルゴリズムを用いて高圧縮率符号化を行った場合, 復号化画像に生じる偽輪郭領域は, 我々人間にとって非常に目障りに感じるため, 本論文では, 偽輪郭領域を目立たなくするための処理として偽輪郭領域を抽出し, その領域に対してスムージング処理を施す手法を提案する. 幾つかの実験によって, 本手法の有効性を確認することができた.
収録刊行物
-
- 日本画像学会誌
-
日本画像学会誌 38 (2), 88-96, 1999
一般社団法人 日本画像学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001204097235840
-
- NII論文ID
- 130004800517
-
- NII書誌ID
- AA1137305X
-
- ISSN
- 18804675
- 13444425
-
- NDL書誌ID
- 4767150
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可