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- 木下 修一
- 大阪大学大学院生命機能研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- Colors Due to Different Coloration Mechanisms—Structural Colors—
- ハッショク ゲンリ ガ コトナル イロ : コウゾウショク
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説明
構造色は自然界に広く分布していて,進化の過程で獲得したさまざまな微細構造は,フォトニクス技術の先取りとして強い関心を持たれている.構造色は,光のエネルギーをまったく失うことなく発色するので,最高にエネルギー効率の良い発色法であり,また,重金属を用いないことから環境にもやさしい発色法として注目されている.ここでは,構造色に関連したさまざまな光学現象,すなわち,薄膜干渉,多層膜干渉,フォトニック結晶,回折格子,光散乱について概説し,特に,発色機構との関連について述べていく.また,自然界での構造色の一般的な法則を明らかにし,生物における構造の多機能性についても述べる.
収録刊行物
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- 日本画像学会誌
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日本画像学会誌 50 (6), 543-555, 2011
一般社団法人 日本画像学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204097952256
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- NII論文ID
- 130004800825
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- NII書誌ID
- AA1137305X
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- ISSN
- 18804675
- 13444425
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- NDL書誌ID
- 023448802
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可