臨床研修の経験目標からみた医学生の臨床経験の現状

書誌事項

タイトル別名
  • The clinical experience of medical students compared with that of residents
  • リンショウ ケンシュウ ノ ケイケン モクヒョウ カラ ミタ イガクセイ ノ リンショウ ケイケン ノ ゲンジョウ

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説明

1) 筑波大学医学専門学群において 1年間の臨床実習を終了した平成20年度5年生102名を対象に,医学生の臨床経験について卒後臨床研修における到達目標を用いて評価を行った.<br>2) 医学生の臨床経験については,必須症候20項目は平均で18.3項目,A疾患(10疾患)は平均で9.2項目を経験していた.医学生は部分的な参加まで含めれば広い範囲の疾患・病態を経験できていた.<br>3) 効果的な卒前・卒後一貫教育のためには,医療チームの一員として主体的に診療に参加する範囲を広げていくことが重要であると考えられた.

収録刊行物

  • 医学教育

    医学教育 41 (4), 295-301, 2010

    日本医学教育学会

参考文献 (3)*注記

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