ドイツにおける医学教育と医師国家試験

  • 奈良 信雄
    東京医科歯科大学医歯学教育システム研究センター
  • 鈴木 利哉
    新潟大学医学部総合医学教育センター

書誌事項

タイトル別名
  • Medical Education and the National Licensure Examination in Germany
  • ドイツ ニ オケル イガク キョウイク ト イシ コッカ シケン

この論文をさがす

説明

ドイツでは2003年に発効された「医師免許に関する規制法:Approbationsordung: AppOÄ」を契機に医学教育が大きく改革された.基本的には37校で同じカリキュラムに基づき教育されているが,昨今の医学の進歩や医療事情を鑑み,学際領域教育や臨床実習に重点を置いているなどに特色がある.医師国家試験は基礎医学履修後の2年終了時と,5年終了時の筆記試験と6年終了時の口頭試験が行われている.日本が医学教育を導入したドイツにおける医学教育改革は,わが国にとっても大いに参考になる.

収録刊行物

  • 医学教育

    医学教育 45 (3), 193-200, 2014

    日本医学教育学会

関連プロジェクト

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ