書誌事項
- タイトル別名
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- The Study of Treatment for the Inhibition of Cardiac Function due to Levobupivacine
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説明
局所麻酔薬レボブピバカインは,ブピバカインのS(-)体として開発された薬物である.臨床では,局所麻酔薬の血管内誤投与による心毒性が問題となる.そこで,ラット摘出心臓を用いた灌流実験を行い,レボブピバカインの心刺激伝導系を介した心機能抑制に対するペーシング処置の効果,および,カテコラミン(エピネフリン,ノルエピネフリン,イソプロテレノール)による心機能抑制に対する改善効果を検討した.ペーシング処置においては,5μg/mlのレボブピバカイン濃度による心機能の抑制が緩和され,カテコラミン製剤投与においては,エピネフリン 0.8μg/kg/min投与で心機能抑制が緩和された.
収録刊行物
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- 循環制御
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循環制御 25 (2), 169-175, 2004
日本循環制御医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204105860864
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- NII論文ID
- 130004462779
- 10013304218
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- NII書誌ID
- AN00357563
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- ISSN
- 03891844
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可