書誌事項
- タイトル別名
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- Curtain-Coater and Roll-Coater
- 基礎塗装講座(第10講)カーテンコーターとロールコーター
- キソ トソウ コウザ(ダイ10コウ)カーテンコーター ト ロールコーター
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説明
カーテンコーターの特徴は,非接触塗布でリビングやカスケードなど接触塗布で見られる欠陥がないこと,塗液が重力によって加速されてから塗布されるため空気同伴が発生しにくいことである。膜厚はカーテンに供給される液量で制御される。操作限界は,カーテンが形成できる限界流量の存在,カーテンが被塗物に引張られて発生するカーテンの振動や空気同伴,およびカーテンの下流部に液溜まりができることによって発生する振動や空気同伴である。一方,ロールコーターは,機構が比較的単純で使いやすいこと,幅広い粘度範囲の液を,幅広い膜厚で塗布できることが特徴である。膜厚は,ロール間のギャップと,ロールの周速比によって制御される。おもな操作限界は,リビングやカスケードの発生,液の供給不足などである。両コーターの操作限界が存在する理由や,操作限界の具体例についても,これまでに報告された文献を基に,簡単に述べた。
収録刊行物
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- 色材協会誌
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色材協会誌 85 (5), 215-221, 2012
一般社団法人 色材協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204139465344
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- NII論文ID
- 10030602267
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- NII書誌ID
- AN00354634
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BC38XhtVeit77I
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- ISSN
- 18832199
- 0010180X
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- NDL書誌ID
- 023788068
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可