書誌事項
- タイトル別名
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- Visible-Light-Sensitive TiO2 Photocatalysts Initiated by Interfacial Charge Transfer
- カイメン デンカ イドウ キコウ ニ モトズク サンカ チタン ヒカリ ショクバイ ノ カシコウ オウトウカ
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抄録
半導体と吸着分子間の光誘起界面電荷移動の報告から発想を得て,可視光応答型酸化チタンを設計,創出した。その中でCu(II)イオン担持酸化チタンは波長400 nm以上の可視光照射のもと,高い効率(量子収率8.8%)で2-プロパノールを最終生成物であるCO2まで分解することができた。この高い酸化分解活性は,価電子帯に生成する正孔が酸化分解に寄与していること,そして界面電荷移動によって電子が注入し生成したCu(I)は酸素を触媒的に還元できる(おそらく多電子還元)ことに起因すると考えている。
収録刊行物
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- 色材協会誌
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色材協会誌 83 (12), 511-516, 2010
一般社団法人 色材協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204140249472
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- NII論文ID
- 10027626809
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- NII書誌ID
- AN00354634
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BC3MXovVCgsA%3D%3D
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- ISSN
- 18832199
- 0010180X
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- NDL書誌ID
- 10945354
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可