IV―2 蛋白質の水和とダイナミクス

書誌事項

タイトル別名
  • IV-2 Protein Hydration and Dynamics
  • 中性子散乱による原子・分子のダイナミクスの観測(4-2)蛋白質の水和とダイナミクス
  • チュウセイシ サンラン ニ ヨル ゲンシ ・ ブンシ ノ ダイナミクス ノ カンソク(4-2)タンパクシツ ノ スイワ ト ダイナミクス

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抄録

中性子非弾性散乱法では,生理的条件の水溶液環境で機能する蛋白質構造の熱揺らぎを計測することができる。特に,理論研究により溶媒効果の重要性が指摘されてきたTHz領域に観測される低エネルギーダイナミクスの研究には,中性子非弾性散乱実験が威力を発揮する。また,重水素化による蛋白質と水和水の運動の選択的な観測や,分子動力学シミュレーションを援用した水和構造とダイナミクスの解析は,蛋白質の水和研究に有効である。蛋白質機能の分子機構の理解に貢献している最近の研究事例を紹介する。

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参考文献 (42)*注記

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