書誌事項
- タイトル別名
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- Basic Study on Positive Effects of Radon Inhalation on Pet's Health
- ラドン キュウニュウ ガ ペット ノ ケンコウ カイゼン ニ オヨボス コウカ ニ カンスル キソテキ ケントウ
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抄録
著者らは今までに,共同開発したラドン吸入装置を用いマウスにラドン吸入をさせた場合,諸臓器中の抗酸化機能が亢進する可能性などを明らかにしてきた。本研究では,ラドン吸入の獣医療への応用の可能性について新たに検討するため,健常なイヌ5頭(オス:2(1,9才),メス:3(1~5才))及び慢性腎不全症のネコ8頭(オス:3(2~6才),メス:5(5~7才))を対象に基礎的な検討をした。すなわち,約5500Bq/m3のラドンを1回30分で隔日に30日間(計15回)それぞれ吸入させた。その結果,イヌにおいて,中性脂肪が減少する可能性が示された。また,その効果は吸入開始20~30日後に現れることも示唆できた。他方,ネコにおいて,飲水量が改善し血清中クレアチニンが基準値内に減少する症例がみられるなど,慢性腎不全症に対し一定の効果が期待できる可能性が示唆された。
収録刊行物
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- RADIOISOTOPES
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RADIOISOTOPES 61 (1), 1-8, 2012
公益社団法人 日本アイソトープ協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204156336640
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- NII論文ID
- 10030198412
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- NII書誌ID
- AN00351589
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- ISSN
- 18844111
- 00338303
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- NDL書誌ID
- 023399120
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可