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- 山本 哲哉
- 筑波大学医学医療系脳神経外科
書誌事項
- タイトル別名
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- A Role of Boron Neutron Capture Therapy in the Multimodal Treatment for Malignant Glioma
- アクセイ シンケイコウシュ ノ シュウガクテキ チリョウ ト BNCT
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抄録
ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)は従来の放射線治療と全く異なる腫瘍細胞選択的粒子線治療である。悪性神経膠腫,特に神経膠芽腫は脳内で浸潤性に広がる性質を有するため外科的な摘出が不可能であり,また有効な薬物治療がなかったことから,BNCT研究開始当初より重要な研究対象とされてきた。近年,悪性神経膠腫の集学的治療の各分野,すなわち手術支援システムを中心とした外科治療,放射線治療法,化学療法剤の各領域での目覚ましい発展がみられている。本稿では,現在の集学的治療の状況を踏まえ,悪性神経膠腫のBNCTの概要とその役割の変化について概説する。
収録刊行物
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- RADIOISOTOPES
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RADIOISOTOPES 64 (1), 79-91, 2015
公益社団法人 日本アイソトープ協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204156418304
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- NII論文ID
- 130004803069
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- NII書誌ID
- AN00351589
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- ISSN
- 18844111
- 00338303
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- NDL書誌ID
- 026034843
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可