II 原子・分子のダイナミクス「固体(格子系)」<br>誘電体の相転移とダイナミクス

書誌事項

タイトル別名
  • II Dynamics of Lattices in Solids<br>Dynamical Aspects of Phase Transition in Dielectric Materials
  • 中性子散乱による原子・分子のダイナミクスの観測(2)原子・分子のダイナミクス「固体(格子系)」 : 誘電体の相転移とダイナミクス
  • チュウセイシ サンラン ニ ヨル ゲンシ ・ ブンシ ノ ダイナミクス ノ カンソク(2)ゲンシ ・ ブンシ ノ ダイナミクス 「 コタイ(コウシケイ)」 : ユウデンタイ ノ ソウ テンイ ト ダイナミクス
  • II Dynamics of Lattices in SolidsDynamical Aspects of Phase Transition in Dielectric Materials

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抄録

強誘電体は様々な分野で使用されており,有用な応用材料である。その性質は電気分極の秩序化と揺らぎが担っている。さらに一般的に言って,様々な物理量の秩序化とその揺らぎは物の性質と大きく関わっていて,物の性質の根源を理解する上で,秩序化した構造と揺らぎの性質の解明は大変重要である。結晶構造や磁気構造の解明にはX線や中性子が有用であることはよく知られているが,揺らぎとして現れる動的な性質,ダイナミクスの研究にも中性子は大変役に立つ。強誘電体を中心に,これまでの歴史と中性子により解明されたフォノンの性質,特にソフトフォノンモードとその凍結について解説した。

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参考文献 (18)*注記

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