東アジア地域の石炭に含まれる硫黄の安定同位体比とその地域分布

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タイトル別名
  • Spatial Distribution of Stable Sulfur Isotope Ratio in Coal Samples in East Asian Region
  • ヒガシアジア チイキ ノ セキタン ニ フクマレル イオウ ノ アンテイ ドウイタイヒ ト ソノ チイキ ブンプ

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抄録

東アジア地域において,産出・使用されている石炭の硫黄同位体比分析を行った。その結果,黄土高原グループの硫黄同位体比は+4.7~+7.1‰(平均値:+5.7‰),雲南省グループは-20.0~+9.9‰(平均値:-4.1‰),トルファングループは+8.6‰と+1.9‰,プリモルスキーは+6.1‰,モンゴル中央部グループは-2.5~+5.0‰(平均値:+1.1‰),モンゴル東部グループは+6.1~+8.7‰(平均値:+6.9‰),韓国炭は-9.7‰であった。一方,インドネシア炭の硫黄同位体比は+3.2~+9.8‰(平均値:+6.5‰),オーストラリア炭は+4.3‰と+9.3‰であった。

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