Structure Determination of G-Protein Coupled Receptors

  • IWATA So
    Imperial College London,理化学研究所ゲノム総合科学センター,京都大学大学院医学研究科,ERATOヒト膜受容体構造プロジェクト

Bibliographic Information

Other Title
  • G蛋白質共役受容体の構造解析
  • G タンパクシツ キョウヤク ジュヨウタイ ノ コウゾウ カイセキ

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Abstract

ヒト蛋白質の 30% 程度は膜蛋白質であり,医薬の多くはこれらの膜蛋白質をターゲットとしている.それにもかかわらず,これまでにたった130種類程度の膜蛋白質の立体構造しか明らかにされていない.特に,主要な医薬品のターゲットであるヒトG蛋白質共役受容体(GPCR)の構造は1つも解かれていなかった.しかし最近,ヒトβ2アドレナリン受容体の構造がようやく明らかにされた.ここでは,Kobilkaらがこの受容体の解析に用いた手法と著者らのERATO岩田ヒト膜受容体プロジェクトの取り組みとを比較しながら,ヒトGPCR構造解析の現状を解説する.

Journal

  • KAGAKU TO SEIBUTSU

    KAGAKU TO SEIBUTSU 46 (3), 166-172, 2008

    Japan Society for Bioscience, Biotechnology, and Agrochemistry

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