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- 小竹 佐知子
- 日本獣医生命科学大学応用生命科学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Aroma Release from Food during Mastication
- ショクヒン ソシャク チュウ ノ コウキ フレーバーリリース ノ ソクテイ
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抄録
ヒトが食品を咀嚼すると,口腔内で食品から香気成分が放散され,それが呼気流にのって鼻腔内へと達して嗅覚刺激が生じる.この現象は一般に「においが鼻に抜ける」と称するもので,顔の正面にある鼻の孔(前鼻孔または外鼻孔)からクンクンと嗅ぐにおいとは区別されている.しかし,咀嚼中の口腔内では,食品から滲み出してきた味成分による舌への味覚刺激も同時に生じており,実際のところ私達は,鼻に抜けたにおいによる嗅覚刺激と味成分による味覚刺激とを区別して感じ取ってはいない.ここでは,以前本誌45巻のセミナー室(1) でも取り上げられたことのある,この「鼻に抜けるにおい」に関して,特に咀嚼中に発生する事象を対象とした昨今の研究の取り組みにおいて,人パネルと咀嚼モデル装置を用いる方法について紹介する.研究の成果は,食品開発分野や,食育を含む食生活改善の指標づくりなどに応用されるものと考えられている.
収録刊行物
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- 化学と生物
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化学と生物 47 (9), 624-629, 2009
公益社団法人 日本農芸化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204199588480
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- NII論文ID
- 10026436413
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- NII書誌ID
- AN00037573
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- ISSN
- 18836852
- 0453073X
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- NDL書誌ID
- 10427602
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可