書誌事項
- タイトル別名
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- Regulation of Immune System in Higher Vertebrates
- 高等脊椎動物における免疫制御 : 2011年ノーベル医学生理学賞がもたらした知見
- コウトウ セキツイ ドウブツ ニ オケル メンエキ セイギョ : 2011ネン ノーベル イガク セイリガクショウ ガ モタラシタ チケン
- 2011年ノーベル医学生理学賞がもたらした知見
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説明
高等脊椎動物の生体防御を担う自然免疫と獲得免疫.この2つの免疫システムは独自に機能していると考えられてきたが,自然免疫を担う樹状細胞の発見とその機能解析から,自然免疫と獲得免疫が密接に関連・協調して機能していることが明らかになった.また,ショウジョウバエのTollが感染センサーとして機能することが示されたことを発端とした一連の研究により,樹状細胞などによる感染検知と生体防御制御の分子メカニズムが明らかになってきた.これらの発見を対象として,2011年ノーベル医学生理学賞が授与された.ここでは,対象となった発見を中心として,高等脊椎動物における免疫制御について概説する.
収録刊行物
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- 化学と生物
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化学と生物 50 (4), 243-249, 2012
公益社団法人 日本農芸化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204201776896
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- NII論文ID
- 10030819393
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- NII書誌ID
- AN00037573
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BC38XlvF2is7s%3D
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- ISSN
- 18836852
- 0453073X
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- NDL書誌ID
- 023672714
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可