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- 加藤 浩
- 政策研究大学院大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Trends and issues of intellectual property(<Special feature>Intellectural property)
- 総論:知的財産を巡る現状と課題
- ソウロン チテキ ザイサン オ メグル ゲンジョウ ト カダイ
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抄録
知的財産に関する社会的関心の高まりを背景とした官界,産業界,学界における知財を巡る現状と課題について報告するとともに,国際情勢についても論及し,今後の方向性について考察する。2002年11月に知的財産基本法が成立し,2003年3月に内閣に知的財産戦略本部が設置される等,政策レベルで様々な取り組みが行われてきた。産業界では,産業構造の変化に伴い,知的財産の活用を重視する等,企業の知財戦略にも改革が必要になってきた。大学においては,産学連携による社会貢献が重視され,知的財産権の大学帰属や大学知財本部の設置など,知的財産を巡る環境が大きく変化してきた。知的財産を巡る国際情勢については,先進国と途上国の対立により多国間交渉が困難な状況下,二国間交渉を中心に制度調和が推進されており,今後の展開に期待が寄せられている。
収録刊行物
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- 情報の科学と技術
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情報の科学と技術 57 (10), 466-471, 2007
一般社団法人 情報科学技術協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204204126720
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- NII論文ID
- 110006388897
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- NII書誌ID
- AN10005857
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- ISSN
- 21898278
- 09133801
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- NDL書誌ID
- 8919827
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可