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- 木村 幹夫
- 一般社団法人日本民間放送連盟研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- The role of media in the Great East Japan Earthquake(<Special feature>Disaster and information)
- 東日本大震災時にメディアが果たした役割
- ヒガシニホン ダイシンサイジ ニ メディア ガ ハタシタ ヤクワリ
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説明
東日本大震災時にメディアが果たした役割を実証的に検証した。被災3県の地上波テレビ,ラジオは,津波からの避難時には放送の停波がほとんどなく,大津波警報や余震情報をリアルタイムで放送した。震災当日から特番編成を立ち上げ,以後CMなしの24時間放送を数日間継続し,被災状況に加え,ライフライン情報,生活関連情報,安否情報,避難所情報などを放送した。また,被災地では津波からの避難時および直後の時期にラジオを筆頭にマスメディアが大きな存在感を示した。東京など周辺地域ではSNSやストリーミング・サイトなどネット系メディアの役割も注目されたが,被災3県についてはマスメディアの貢献度,評価は,ラジオを筆頭にネット系メディアのそれをはるかに上回っていたことが実証された。
収録刊行物
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- 情報の科学と技術
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情報の科学と技術 62 (9), 378-384, 2012
一般社団法人 情報科学技術協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204204554496
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- NII論文ID
- 110009496229
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- NII書誌ID
- AN10005857
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- ISSN
- 21898278
- 09133801
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- NDL書誌ID
- 023891600
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可