チタン補綴物の研磨に関する研究 (第3報)バレル研磨

書誌事項

タイトル別名
  • Polishing of Titanium Prosthetics (Part 3)Barrel Finishing

この論文をさがす

説明

遠心バレル研磨機を用いてチタン鋳造体のバレル研磨を行い, 研磨量の測定と研磨面性状の検討を行なった.遠心バレル研磨は非常に能率が良く, 短時間でチタン鋳造体の仕上げ研磨が可能であった.粗仕上げ用研磨石を用いると研磨量は大きいが, 試料角部の損耗も大きかった.実用的には通常の機械研磨で中仕上げまで行なってから, 中仕上げ用研磨石と最終仕上げ用研磨石を用いてバレル研磨を行なう方法が, 鋳造体の精度を保ちかつ良好な仕上げ面性状を得るうえで効果的であることが判明した.

収録刊行物

  • 歯科材料・器械

    歯科材料・器械 7 (1), 131-137, 1988

    一般社団法人 日本歯科理工学会

被引用文献 (5)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ