硬質レジンとメタルフレームの接合部の疲労特性 : (第2報)表面処理および接着剤と静的曲げ特性との関係

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タイトル別名
  • Fatigue Properties of Junction of Crown and Bridge Resin and Metal Frame : (Part 2)Relationship between Surface Treatment or Adhesive and Static Bending Properties

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抄録

現在臨床で行われているメタルフレームの表面処理や接着剤, および接着システムを用いて作製した試料の静的曲げ特性について検討した.メタルフレームを錫メッキ処理し, パナビアを塗布した試料と, 酸化被膜処理し, ボンディングライナを塗布した試料の曲げ強さは, それぞれ約65kgf/mm2であり, 界面破壊であった.セボンドシステムを用いた試料の曲げ強さは約80kgf/mm2で, 硬質レジンにクラックが生じて破壊した.また, 250μmのサンドブラスト処理したシリコータMDの試料の曲げ強さも約80kgf/mm2で, 硬質レジンにクラックが生じて破壊した.

収録刊行物

  • 歯科材料・器械

    歯科材料・器械 10 (1), 117-122, 1991

    一般社団法人 日本歯科理工学会

被引用文献 (2)*注記

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