放置期間の違いが竹林の下層植生の発達に与える影響
書誌事項
- タイトル別名
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- Effect of the duration of abandonment on development of understory vegetation in bamboo forests
- ホウチ キカン ノ チガイ ガ チクリン ノ カソウショクセイ ノ ハッタツ ニ アタエル エイキョウ
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説明
成立過程や放置してからの期間の異なる3地域の竹林(モウソウチク林)で,下層植生と埋土種子を比較した。過去にタケノコ生産を行い放置してからの期間が短い竹林での下層植生の種数や被度および高木の密度は,侵入拡大によって長期間放置された竹林よりも高い値を示した。下層植生が比較的に豊富に残っていた竹林での木本の種数や密度は,この周辺の広葉樹二次林での植生よりも必ずしも少なくなかった。3地域間での埋土種子の種構成は異なったが,どの竹林も先駆種を多く含んでいた。また,埋土種子の種数や密度は地域間で差はみられず,周辺スギ人工林よりも多い傾向がみられた。以上のことから,放置してからの期間の短い竹林では広葉樹二次林やスギ人工林と同等な豊富な植生を潜在的に保有しているものと考えられた。
収録刊行物
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- 森林立地
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森林立地 54 (1), 19-28, 2012
森林立地学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204212083456
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- NII論文ID
- 110009470867
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- NII書誌ID
- AN00124077
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- ISSN
- 21896275
- 03888673
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- NDL書誌ID
- 023871197
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可