市町村間の「緩やかな連携」に基づく広域ガバナンスの形成と地域政策に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • Study on the formation of regional governance and regional policy though flexible network among municipalities
  • 市町村間の「緩やかな連携」に基づく広域ガバナンスの形成と地域政策に関する研究 : 定住自立圏構想に着目して
  • シチョウソン カン ノ 「 ユルヤカ ナ レンケイ 」 ニ モトズク コウイキ ガバナンス ノ ケイセイ ト チイキ セイサク ニ カンスル ケンキュウ : テイジュウ ジリツケン コウソウ ニ チャクモク シテ
  • Focusing on the self-support settlement region framework policy
  • 定住自立圏構想に着目して

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説明

人口減少時代において、生活環境維持の広域的政策の必要性が指摘されている。複数の市町村間の広域連携を推進する方法には合併と連合があるが、これらの方法は地域政策、広域計画の分野では有効に機能してこなかった。本研究の目的は、定住自立圏施策の分析を通じて、「緩やかな連携」により市町村間の協働体制(広域ガバナンス)を形成し地域政策を推進する意義と課題を明らかにすることである。方法として、定住自立圏の特質を整理し、圏域の形成状況、取り組み内容を分析した上で、タイプの異なる3つの定住自立圏のケーススタディを行った。結論として、協定に基づく市町村間の協働は、多様な広域連携の枠組みと、医療サービスなどの連携事業を生んでいる。「緩やかな連携」では、中心市が主導的役割を果たしつつも、周辺市町村との丁寧に協議していくことが重要である。

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 48 (1), 31-38, 2013

    公益社団法人 日本都市計画学会

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (4)*注記

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