超高層建造物の高さに応じた視覚的影響の及ぶ範囲ZVIの推計モデルに関する研究

DOI Web Site Web Site

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on the Estimate of the Zone of Visual Influence for High-rise Buildings
  • 超高層建造物の高さに応じた視覚的影響の及ぶ範囲ZVIの推計モデルに関する研究 : 風の塔(96m)、千葉ポートタワー(129m)、千葉火力発電所煙突(203m)、横浜ランドマークタワー(299m)の評価
  • チョウコウソウ ケンゾウブツ ノ タカサ ニ オウジタ シカクテキ エイキョウ ノ オヨブ ハンイ ZVI ノ スイケイ モデル ニ カンスル ケンキュウ : カゼ ノ トウ(96m)、 チバ ポートタワー(129m)、 チバ カリョク ハツデンショ エントツ(203m)、 ヨコハマ ランドマークタワー(299m)ノ ヒョウカ
  • Evaluation of the Tower of Wind, the Chiba Port Tower, the Chiba Thermal Power Plant and the Yokohama Landmark Tower
  • 風の塔(96m)、千葉ポートタワー(129m)、千葉火力発電所煙突(203m)、横浜ランドマークタワー(299m)の評価

この論文をさがす

説明

本研究は、超高層建造物の環境アセスメントにおける視覚的影響ゾーンZVI (Zone of Visual Influence)を把握するため、風の塔(96m)、千葉ポートタワー(129m)、千葉火力発電所煙突(203m)、横浜ランドマークタワー(299m)の評価を行い、既往研究の東京スカイツリー（643m）と総合して、建造物の高さ96mから634mの視覚的影響ゾーンの推計モデルを提示した。 理論上の可視域ZTV (Zone of Theoretical Visibility)の算出結果に基づき、現地調査を行った結果、4つの超高層建造物の視覚的影響の及ぶ範囲は、建造物の高さ96mから高さ299mで、37kmから56km程度とかなり広範囲に及ぶことが明らかとなった。そのうち、視覚的影響が『大』の範囲は、建造物の高さ96mから高さ299mで、11kmから22km程度と広範囲に影響が及ぶことが明らかにされた。 本研究では超高層建造物の視覚的影響の及ぶ範囲に関する推計モデル式が示され、簡便に、視覚的影響を調査すべき範囲と影響の大きい可能性のある範囲が予測できるようになった。

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 50 (3), 1122-1129, 2015-10-25

    公益社団法人 日本都市計画学会

関連プロジェクト

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ