経鼻内視鏡補助下イレウスチューブ挿入法

  • 菅野 良秀
    仙台市医療センター仙台オープン病院 消化器内科
  • 平澤 大
    仙台市医療センター仙台オープン病院 消化器内科
  • 藤田 直孝
    仙台市医療センター仙台オープン病院 消化器内科

書誌事項

タイトル別名
  • LONG INTESTINAL TUBE INSERTION FOR BOWEL OBSTRUCTION FACILITATED BY A GUIDEWIRE PLACED VIA TRANSNASAL ULTRATHIN ENDOSCOPY

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説明

腸閉塞に対するイレウスチューブ挿入は一般的に行われている治療法であるが,しばしば手技的難度が高く,患者の苦痛が大きい.近年極細径内視鏡の治療への応用が進み,イレウスチューブ挿入にも臨床応用されている.経鼻内視鏡下に留置したガイドワイヤーを用いてイレウスチューブを挿入する手法は,手技時間,透視時間,患者苦痛度を有意に低減することが明らかになっている.成功率も従来法より優れているという報告が多く,安全性も高い.経鼻内視鏡補助下イレウスチューブ挿入は,積極的に臨床に取り入れられるべき手法であると考えられる.

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参考文献 (21)*注記

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