直腸癌術後の難治性吻合部狭窄に対して内視鏡下半導体レーザー治療が著効した1例

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  • A CASE OF A RECTAL ANASTOMOTIC STRICTURE TREATED WITH AN ENDOSCOPIC DIODE LASER

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症例は70歳,男性.直腸癌に対して低位前方切除術を施行.その際,吻合部縫合不全を併発し,のちに吻合部狭窄による排便困難を生じた.度重なるバルーン拡張術,経肛門的ブジーを施行するも改善しないため,難治性の吻合部狭窄の診断にて,半導体レーザーを用いた内視鏡治療を施行した.以降,症状は改善し,1年9カ月の間,再狭窄を認めていない.難治性の吻合部狭窄に対して内視鏡下半導体レーザー治療は有効な治療法であると考えられた.

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