非切除胃でGastritis Cystica Profundaを背景に発生した早期胃癌に対して内視鏡的粘膜下層剥離術を施行した2例

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タイトル別名
  • GASTRITIS CYSTICA PROFUNDA WITH EARLY GASTRIC CANCER IN A PREVIOUSLY NON-OPERATED STOMACH ; TWO CASES

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非切除胃で早期胃癌を合併したgastritis cystica profunda(GCP)2例に対し,内視鏡的粘膜下層剥離術を施行した.粘膜層に癌組織,粘膜下層にGCPを広く認めた.いずれも癌細胞の粘膜下層への直接浸潤は認めず,1例のみがGCP内の腺管上皮細胞を置換しながら進展していた.この例のGCPはKi-67とp53が陰性で,以前の報告と異なっていた.超音波内視鏡は術前のGCPの検出に有用であった.GCP合併早期胃癌の治療方針は,さらに症例を集めての検討を要する.

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