書誌事項
- タイトル別名
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- A CASE OF OVARIAN ABSCESS DIAGNOSED ENDOSCOPICALLY FROM SPONTANEOUS DRAINAGE INTO THE RECTUM
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抄録
症例は63歳女性.主訴は発熱と血便.下部消化管内視鏡検査にてRS部に低い隆起性病変があり,中心部から排膿が認められた.腹部CTにて骨盤内右側に膿瘍を認め,膿瘍の直腸穿破と考え手術を施行した.右卵巣は腫大し,虫垂・子宮・直腸の癒着を認めた.組織では右卵巣膿瘍・蜂窩織炎性虫垂炎の所見であり,虫垂炎が右卵巣に波及し膿瘍を形成したと考えられた.内視鏡的に直腸への排膿を観察し得た症例は稀と思われ報告した.
収録刊行物
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- 日本消化器内視鏡学会雑誌
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日本消化器内視鏡学会雑誌 52 (5), 1432-1437, 2010
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204218786048
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- NII論文ID
- 10026910271
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- NII書誌ID
- AN00192102
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- ISSN
- 18845738
- 03871207
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可