急性腹症にて発症した縦走潰瘍併発collagenous colitisの1例

書誌事項

タイトル別名
  • A CASE OF COLLAGENOUS COLITIS APPERING ACUTE ABDOMEN DUE TO COLONIC LONGITUDIAL ULCERS

この論文をさがす

抄録

症例は71歳,女性.lansoprazol内服開始1カ月後に大腸縦走潰瘍による急性腹症を発症し当院入院.保存的加療で軽快も,さらに1カ月後に慢性下痢が出現.このときの生検にて大腸粘膜下にcollagen bandを認めた.大腸縦走潰瘍発症時にはcollagen bandを認めなかったが,臨床経過ならびに特徴的な内視鏡像により,急性腹症にて発症した大腸縦走潰瘍併発collagenous colitis症例と考えられた.

収録刊行物

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

参考文献 (29)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ