山形県における消化器治療内視鏡の現況―山形県消化器治療内視鏡研究会アンケート20年間の推移―

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タイトル別名
  • THE PRESENT CONDITION AND ANALYSIS OF DIGESTIVE THERAPEUTIC ENDOSCOPY PROCEDURES PERFORMED IN YAMAGATA PREFECTURE OVER 20 YEARS

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説明

【背景】山形県では消化器治療内視鏡隆盛の時代に対応すべく,1991年から山形県消化器治療内視鏡研究会が立ち上げられ,同時に消化器治療内視鏡のアンケートを行った.【方法】山形県内の各医療機関から集積された1990年から2009年までの20年間のデータを解析した.【結果】山形県における消化器治療内視鏡の総件数は,1990年から2009年までの20年間で4.0倍に増加した.2009年において件数の多かったものは,下部消化管EMR4,724件,消化管止血術1,346件,PEG1,252件であった.件数の増加率の高かったものは,内視鏡的胆管結石除去術20.7倍,上部消化管ESD15.7倍,ERBD15.6倍であった.【結論】東北の一地方県である山形県においても,消化器治療内視鏡は一般化し,多くの施設で様々な治療手技が施行されるに至った.

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