書誌事項
- タイトル別名
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- BENIGN DISTAL BILIARY STRICTURE DUE TO SEVERE ACUTE PANCREATITIS SUCCESSFULLY TREATED WITH ENDOSONOGRAPHY-GUIDED BILIARY DRAINAGE
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説明
症例は37歳の男性.前医で重症急性膵炎を加療された後,感染性膵周囲膿瘍の治療目的で当院へ搬送された.感染性膵周囲膿瘍に対して経皮的ドレナージ,経胃的ドレナージにより約2年の経過で改善が得られたものの,経過中(膵炎発症426日目),重症急性膵炎の影響による胆道狭窄で黄疸が生じた.しかし,末梢胆管拡張は乏しく炎症による十二指腸狭窄も併発し,経皮経肝胆道ドレナージ術(PTBD)も内視鏡的経乳頭胆道ドレナージ術(EBD)も困難なため,超音波内視鏡下胆道ドレナージ(ESBD)を施行した.膵炎発症874日目,炎症消失に伴い,ステント抜去が可能となった.今後ESBDのさらなる適応拡大の可能性が示唆された.
収録刊行物
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- 日本消化器内視鏡学会雑誌
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日本消化器内視鏡学会雑誌 54 (2), 281-287, 2012
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204222558976
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- NII論文ID
- 10030293761
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- NII書誌ID
- AN00192102
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- ISSN
- 18845738
- 03871207
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可