LC-MS/MSによる青果物，玄米，ウーロン茶中残留農薬の一斉分析

DOI 日本農学文献記事索引 Web Site PubMed 被引用文献3件 参考文献3件

書誌事項

タイトル別名
  • Simultaneous Analysis of Residual Pesticides in Fruit, Vegetables, Brown Rice, and Oolong Tea by LC-MS/MS
  • 妥当性評価 LC-MS/MSによる青果物,玄米,ウーロン茶中残留農薬の一斉分析
  • ダトウセイ ヒョウカ LC-MS/MS ニ ヨル セイカブツ,ゲンマイ,ウーロンチャ チュウ ザンリュウ ノウヤク ノ イッセイ ブンセキ

この論文をさがす

抄録

残留農薬一斉分析の前処理法としてQuEChERS法を適用し，その後C18ミニカラムおよびEnviCarbⅡ/PSAミニカラム等を用いて精製を行う方法で，「食品中に残留する農薬等に関する試験法の妥当性評価ガイドライン」に従い妥当性評価を行った．測定に液体クロマトグラフ・タンデム型質量分析計(株)島津製作所製LCMS-8030を用いることで，高感度の多成分一斉分析が可能になり，分析時間の大幅な短縮を実現した．8種類の青果物と玄米については302成分(269農薬)，ウーロン茶については233成分(204農薬)の妥当性を評価した．その結果，青果物，玄米については234～259成分，ウーロン茶については151成分，ガイドラインの目標値を満たすことができた．

収録刊行物

  • 食品衛生学雑誌

    食品衛生学雑誌 55 (6), 279-289, 2014

    公益社団法人 日本食品衛生学会

被引用文献 (3)*注記

もっと見る

参考文献 (3)*注記

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ