ソルガムにおける<i>Fusarium semitectum</i> によるゼアラレノン産生中のゼアララノン,ゼアラレノール,ゼアララノールの検出:ソルガム培地での時間的経過および自然汚染

書誌事項

タイトル別名
  • Formation Ratios of Zearalanone, Zearalenols, and Zearalanols <i>versus</i> Zearalenone during Incubation of <i>Fusarium semitectum</i> on Sorghum and Ratios in Naturally Contaminated Sorghum
  • Formation Ratios of Zearalanone, Zearalenols, and Zearalanols versus Zearalenone during Incubation of Fusarium semitectum on Sorghum and Ratios in Naturally Contaminated Sorghum

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説明

ソルガム(マイロ)でFusarium semitectumを培養し,その培養物中のゼアラレノン(ZEN)およびZEN関連化合物(ゼアララノン(ZAN), α-ゼアラレノール(α-ZEL), β-ゼアラレノール(β-ZEL), α-ゼアララノール(α-ZAL)およびβ-ゼアララノール(β-ZAL))をLC-MSを用いて定量した.ZEN関連化合物については,ZANもしくはβ-ZELが主に検出された.ZENとZEN関連化合物の濃度は培養9日目まで増加し,9~15日目はわずかに増加もしくはほぼ一定であった.ZENに対するα-ZEL,β-ZEL,α-ZALおよびβ-ZALの比は7日目以降減少した.一方,ZENに対するZANの比は5日目以降ほぼ一定であった.LC-MS/MSを用いて自然汚染ソルガムを分析したところ,ZENに対するα-ZELの比は,培養の結果とは異なる値が得られた.

収録刊行物

  • 食品衛生学雑誌

    食品衛生学雑誌 56 (6), 247-251, 2015-12-25

    公益社団法人 日本食品衛生学会

参考文献 (23)*注記

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