書誌事項
- タイトル別名
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- Pseudostem Length as an Indicator of the Start of Internode Elongation in Spring and Winter Wheat Cultivars
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抄録
日本温暖地における小麦の節間伸長開始期の指標を開発するため,東海地域において春播性および秋播性の計5 品種の茎頂発育ステージ,茎長および偽茎長( 地面から最上位展開葉の葉節までの長さ) の関係を解析した.茎頂発育の経時推移は品種によって異なり,早播栽培において秋播性品種は春播性品種に比べて二重隆起形成期( 栄養生長から生殖生長への転換期) およびその後の小花分化期が遅かった.茎頂発育ステージは茎長および偽茎長と密接に関係し,すべての品種において,節間伸長開始は小花分化期に起こり,その時の偽茎長は約5 cm であった.したがって,日本温暖地の小麦栽培において,偽茎長は節間伸長開始期の指標として有用であると考えられた.
収録刊行物
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- 農作業研究
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農作業研究 51 (1), 1-10, 2016
日本農作業学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204227040512
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- NII論文ID
- 130005432910
- 40020774395
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- NII書誌ID
- AN00386823
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- ISSN
- 18832261
- 03891763
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- NDL書誌ID
- 027211420
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可