利用統計を用いた蔵書評価の手法 (特集:図書館の評価)

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タイトル別名
  • Special feature : Evaluation of library services. Methods of collection evaluation by library use statistics
  • 利用統計を用いた蔵書評価の手法
  • リヨウ トウケイ オ モチイタ ゾウショ ヒョウカ ノ シュホウ

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抄録

本稿では,大学や企業における図書館が,利用統計を用いて,その蔵書を評価するための方法について概観する。特に,貸出統計を中心に,蔵書評価のための利用統計の分析方法やその収集方法に焦点を当てる。具体的には,まず文献利用の尺度としての貸出回数の特徴を論じ,次に,貸出統計を作成する場合の実際的な手順について述べる。さらに,蔵書の構成や廃棄・別置,複本購入などに関する蔵書評価を目的として貸出統計を分析する方法をいくつか論じる。その方法とは,蔵書回転率,オブソレッセンス,貸出頻度分布,複本購入のための待ち行列モデルなどである。また,文献利用の尺度として,被引用回数を用いることについても若干触れる。

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被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (16)*注記

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