遠視性不同視弱視眼における調節麻痺薬点眼前のオートレフラクトメーター測定値のばらつき

書誌事項

タイトル別名
  • Fluctuation of non-cycloplegic autorefraction readings observed in patients with hyperopic anisometropic amblyopia

説明

<p>【目的】調節麻痺薬点眼前のオーレフラクトメーター測定値(レフ値)は、調節の介入によりばらつくことがあるが、臨床において片眼のみばらつきが大きい例がしばしばみられる。遠視の小児を対象に、調節麻痺薬点眼前のレフ値がどのような眼でばらつく傾向があるのか、またばらつきに及ぼす要因について検討した。</p><p>【対象および方法】2013年1月から2015年9月に受診した3~8歳(平均6.0±1.7歳)の小児を対象とし、未治療の不同視弱視群14例(28眼)と弱視のない対照群10例(20眼)に分類した。オートレフラクトメーターRC-5000®(TOMEY)で各眼の点眼前のレフ値のばらつきを比較し、さらにばらつきと点眼後のレフ値、変化量(点眼前後のレフ値の差)、年齢、視力と不同視との関連を検討した。ばらつきは連続モード(5回)で1回測定し、5回のレフ値の標準偏差と定義した。</p><p>【結果】球面度数のばらつきは、弱視眼0.31D、健眼0.14D、優位眼0.11D、非優位眼0.11Dで、弱視眼が有意に大きかった(p<0.01)。円柱度数のばらつきは、それぞれ0.11D、0.12D、0.00D、0.11Dで有意差はみられなかった。弱視眼の球面度数のばらつきと変化量の間に有意な正の相関がみられた(r=0.64, p<0.01)。</p><p>【結論】調節麻痺薬点眼前のレフ値で片眼に大きなばらつきがみられる場合、弱視の存在が疑われる。</p>

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