Tuber borne of potato scab disease and severe incidence in highly acidic soils(Countermeasure of Biological Control on Soil-borne Diseases-Concerning Scab Disease of Potato-,Symposium)

Bibliographic Information

Other Title
  • ジャガイモそうか病の種いも伝染と強酸性土壌での発生の実態(土壌伝染病害菌の防除対策-ジャガイモそうか病をめぐって-,シンポジウム)
  • ジャガイモそうか病の種いも伝染と強酸性土壌での発生の実態
  • ジャガイモソウ カビョウ ノ タネイモ デンセン ト キョウサンセイ ドジョウ デ ノ ハッセイ ノ ジッタイ

Search this article

Abstract

ジャガイモそうか病の種いも伝染の有無と強酸性土壌での発病の原因について種々の検討を加えた。その結果,ジャガイモそうか病が種いも伝染することを証明し,特に,土壌消毒によって土壌微生物フロラが単純化された土壌では,見かけ上健全な無病斑種いもや極軽度の罹病種いもであっても激発することを確認した。このため,本病の予防策として種いも消毒の重要性が示された。また,pH5.2以下の強酸性土壌で多発生した本病の罹病塊茎からはS. acidiscabiesが高率に分離されたが,S. scabiesの分離率は低かった。S. acidiscabiesはpH4.4という強酸性土壌でも強い病原性を示すことがほ場試験で実証され,強酸性土壌でも病原性を発揮することのできるそうか病菌の存在が我が国で初めて明らかになった。

Journal

  • Soil Microorganisms

    Soil Microorganisms 57 (2), 79-86, 2003

    Japanese Society of Soil Microbiology

References(17)*help

See more

Details 詳細情報について

Report a problem

Back to top