丹波帯東南部,宇治市志津川のチャートから得られた石炭紀-ペルム紀の微化石層序(概報)

書誌事項

タイトル別名
  • Carboniferous-Permian microbiostratigraphy in chert sequence from the southeastern part of the Tamba Belt, Shizukawa district, Uji City (Outline note)
  • タンバタイ トウナンブ ウジシ シズカワ ノ チャート カラ エラレタ セキタンキ ペルムキ ノ ビカセキソウ ジョ ガイホウ

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抄録

丹波帯東南部の宇治川沿いの喜撰山付近に,チャートとドロマイト砂岩が下部で互層するチャートの連続露頭を見いだし,微化石の抽出を行った.その概査の結果,本露頭から作製した志津川セクションB,Cは,産出化石により連続する一露頭で,ペルム紀古世最前期(Asselian中〜上部)〜新世(Changhsingian)にわたる年代を示し,さらにその下位の志津川セクションAには石炭紀新世を含む貴重な露頭であることが明らかとなった.この志津川セクションは丹波帯南西部の亀岡市春日部のチャート-ドロストーン互層の春日部セクションに対比できる.

収録刊行物

  • 地球科学

    地球科学 58 (1), 37-54, 2004

    地学団体研究会

参考文献 (64)*注記

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