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- 小友 進
- 大正製薬(株)特別研究プロジェクト
書誌事項
- タイトル別名
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- Hair growth effect of minoxidil
- ミノキシジル ノ ハツモウ サヨウ ニ ツイテ
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説明
毛髪の長さと太さは主に毛包サイクルの成長期毛包の期間の長さで決まる.成長期はVEGF,FGF-5S,IGF-1,KGF等の細胞成長因子で維持されている.しかし体内時計によって設定された時が満ちれば,FGF-5,thrombospondin,あるいは何らかの未同定の因子により成長期は終了し,毛母細胞にアポトーシスが誘導され退行期へと移行する.男性型脱毛症は遺伝的背景の下に男性ホルモンによって,より早期に成長期が終了する事によっておこる毛包の矮小化である.ミノキシジルの発毛効果はsulfonylurea receptor(SUR)を作動させ,(2)血管平滑筋ATP感受性Kチャネル開放による毛組織血流改善,(3)毛乳頭細胞からのVEGFなど細胞成長因子の産生促進,(4)ミトコンドリアATP感受性Kチャネル開放による毛母細胞アポトーシス抑制,のいずれかを誘起し,成長期期間を延長して,矮小化毛包を改善することによると推察される.<br>
収録刊行物
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- 日本薬理学雑誌
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日本薬理学雑誌 119 (3), 167-174, 2002
公益社団法人 日本薬理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204270385280
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- NII論文ID
- 10008991664
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- NII書誌ID
- AN00198335
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- COI
- 1:STN:280:DC%2BD387otlOiug%3D%3D
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- ISSN
- 13478397
- 00155691
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- NDL書誌ID
- 6087473
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- PubMed
- 11915519
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可