書誌事項
- タイトル別名
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- Effect of olopatadine hydrochloride, a novel antiallergic agent, on the QT interval in dogs.
- シンキ コウアレルギーヤク エンサン オロパタジン ノ イヌ シンデンズ QT カンカク ニ タイスル サヨウ
- Effect of olopatadine hydrochloride, a novel antiallergic agent, on the QT interval
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抄録
塩酸オロパタジン(以下オロパタジン)は, アレルギー性鼻炎, 慢性じんま疹, 湿疹·皮膚炎等に有効な抗アレルギー薬である.抗アレルギー薬のテルフェナジンやアステミゾールが, 循環器系の副作用として心電図QT間隔延長やそれにともなう重篤な心室性不整脈(torsades de pointes)を発現することが報告されている.今回, オロパタジンの心電図QT間隔延長作用の有無について, 意識下の正常犬および抗真菌薬でCYP3A4阻害作用を有するイトラコナゾールとの併用投与, さらに麻酔下低カリウム血症犬に対する作用を検討した.テルフェナジンは, 意識下正常犬において単独投与時には30mg/kg(p.o.)で, イトラコナゾール100mg/kg(p.o.)1時間前投与時には10mg/kg(p.o.)でQT間隔延長作用を示した.一方, オロパタジンは, 意識下正常犬において, 30mg/kg(p.o.)単独投与時およびイトラコナゾール併用投与時ともに, QT間隔延長を示さなかった.さらに, 麻酔下低カリウム血症犬においても, 1および5mg/kg(i.v.)でQT間隔延長を示さなかった.以上の結果から, オロパタジンがQT間隔延長作用を発現する可能性は低いと考えられた.
収録刊行物
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- 日本薬理学雑誌
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日本薬理学雑誌 117 (6), 401-409, 2001
公益社団法人 日本薬理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204271404544
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- NII論文ID
- 10007366485
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- NII書誌ID
- AN00198335
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD3MXktVygsr8%3D
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- ISSN
- 13478397
- 00155691
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- NDL書誌ID
- 5776705
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- PubMed
- 11436518
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可